ガーナ掘削: 掘削屋はその地域のドンで,高台に外車を数台持った黒い方であった.部屋に入るとバーもあり,人生で初めて65型のテレビを持って見ていた.日本より早い...キャッシュでないと掘削をしないと言い出した.大学からの手付金がまだとどいていないようだ..一緒に行ったフランク教授がなんと立て替えてくれた.世の中お金!!現金しか信用しない社会を感じました.大学なんて何の保証にもならないのか..


ガーナ掘削2:やっと掘削が起動にのった.それまで掘削の水をとるにつけても掘削機を通そうとするにしてもテリトリーに入れないなど,毎日トラブル.久しぶりに朝ゆっくり寝ていると..起こされた..また掘削ガ止まったと.


何が起こったのか,,やっとの思いでつないで水を供給していた池から水をくみ出していたホース(400mをつないでいる)が切られた!!というのである..信じられない..と思ったのであるが


掘削地点から50mぐらいの畑の中ですこし水がもれていて,すこし塩分の入った水が周りのカッサバ畑のカッサバの葉に水が飛んでいたらしい.それで朝気がついた現地人が鉈でホースを切った..というのである.びっくり..


カッサバ畑にはだめになるカッサバの本数を数えてお金を払っていたのに.  まあ,いろいろお金をふんだくる手段を考えてくるのであった.


ガーナ掘削3:掘削をしていると毎日のようにお客さんがくる.地元の研究者に,彼らのことを聞くと,1)この地域の自治会長だ,,2)もうすこし広い地域の土地管理者だ,,3)地元郡の偉い人だ..といって,彼らには袖の下を..といわれていた.確かに地域の人々には還元しないといけないとは思っていたが,なにかどんどん広がってきて,さすがに4回目の客は無視をすることにした.来た人は喜んでビールやジュースを飲んで,それで補助金ということでお金をもらって帰って行くのである.未開の国での調査は,いまの日本のシステムではとてもできない.(見積もりや明細,他とのお金の対比,,などなど..)そんなものは存在しないのである.でも調査はしないと,データを取得することはできないのである.


 


Mr Z :我々は基本的に調査の時は自炊である.先生が料理の達人であるからだ.その料理は学生はおいしいといってぜんぶたべなければならない..とある田舎町のバンガローにて住み込みながら調査したときZくんは先生の作ったご飯は本当にきれいさっぱり食べてくれた.たくさん食べるので調子にのってどんどん多くもっても,喜んで食べてくれた.スパゲティー400グラムをぺろりとたべて,さすがに本日はそのまま寝ますとベッドに駆け込んだ.食べ過ぎで動くことがきつかったのだ.この生活を1ヶ月した彼は,町に出てステーキハウスに入った.1kgのT-boneステーキが冗談でおいていたのだが,みんなの薦めで彼はトライした.みたこともない厚さの肉が出てきたが,トレーニングの成果で普通にぺろりとたべていた.恐るべし.


Mr P: グランドキャニオンの不整合を見に頑張って降りた..午後2時35分プラトーポイントから昇り始めて,上に昇ったのが,6時15分..途中何度凍り付いた山道にしゃがみ込んだことか..Supai Group, Coconino Sandstoneの崖に阻まれ..自然と地層名が頭に入ってしまった.D君は私より45分も早く到着していた.20kgのものを1200m上げるエネルギーは並大抵のものでないな..夏は危険だな.。


Mr X: 彼は調査するとき,トイレットペーパーを木に巻き付けながら未知な木道を3時間降りて,海岸線の露頭にたどり着いた.帰りはトイレットペーパーを目印に山を登っていった.姥捨て山作戦であった.


 


Mr Y: 彼は調査地域でお世話になっている局長さんに会いに行った.門を開けた瞬間に頭ごなしに怒濤のごとく怒られた.本人なぜ怒られたか全く分からないまま,ズーと怒られるのに耐えた..どうも後輩のミスだったらしいのだが,本人はいいわけもせず最後まで怒られ続け,そのままドアを閉められた後,後輩をつれて尻ぬぐいにいろいろなところに頭を下げに行った.数ヶ月後,局長さんはMtY君に成長したな..と賞賛の言葉とともに,夜遅くまで酒を酌み交わした.


Mr Fe: 先生向こうに女子バレーボール部が練習しています..200mも向こうなのだから大丈夫..トランクスパンツなので,遠目にみると海水パンツにみえるから...と赤茶けた湾を泳ぎながら調査した..白のトランクスはオレンジ色に染まっていた..


Mr O: なぜ向こうの露頭に行かなかったのか?網を直している漁師がじーっとこちらを向いて,にらんでいるようにみえたので怖くていけませんでした..それはおまえの方が向こうは怖かったのでにらんでいたのだよ..自分から声をかけないと..それ以来彼は明るく振る舞えるようになった.


 


Mr X: ある雨の日2人の坊主が山の中の納屋の軒下で雨宿りをしていた.そこに村の人が車で新聞を取りに来た.納屋の入口が彼の家の新聞受けがあるからである.二人の坊主君たちはじーっとその家の人に目を向けてたたずんでいた.家の人は新聞をとって家に帰っていった.何かしゃべったのかときくと,恐ろしくてなにもしゃべりませんでしたと二人,,案の定また家の人がおそるおそる様子をうかがいにやってきた.どちらが不審者なのか最初はわからないのですよね..


Mr P: 彼は最後までがんばれます。。何と言っても発表の前1分前まで、結論をかんがえてコンピュータに向かっていた。。普通は前日練習など、それに会わせて間に合わすのだが。。指導不足だったのかと反省。。しかし、どんな頭をもっていても、最後までがんばろうとするところは重要!! 


Mr.F: 岩石カッターで露頭を切りたくなった。外国なので動力が必要。発電機のレンタルをみつけたのでそれを担いでF君と川沿いを歩いて運ぶことになる。発電機なんと120kg以上。いろいろ考えて、鉄パイプ2本を購入、その鉄パイプに発電機を吊るしてお猿の籠谷状態。移動は超大変、急傾斜の川べりを不安定な状態で運ぶ。。5mごとに休む。。2時間後やっとの思いで露頭に到着し、エンジンをかけて快調にうごいたのだが、ガソリンが無いことに気づき、一度止める。その後その発電機がかかることはなかった。最後にスターターのロープが切れてthe END. 電動ノコで1cmほどだけ露頭が切れた。。。その後再び100kgを車まで運ぶ。途中には小さな谷がひそんでおり、死にものぐるいで120kgの鉄のかたまりを引っ張り上げる。。その日は発電機の輸送で1日が終わった。。ハンマーは偉大です。。